mitolab's diary

東南アジアで頑張って生きてる人のブログ

目的と手段についてのマインドセット

久々のポストです。とりあえずoutputしてこって思ったんで、書いてみます。

今、ベトナムの農業プロジェクトが一旦落ち着いたところで、次の動きの仕込みをしてる段階で、いったら節目なんですけど。こういう時によく思うのが、コレ。

「方法にこだわることを辞める」

ということ。別の言い方をすると、「他にどんな方法があるか探してみる」とも言えます。

きっかけ

そう思えるようになったきっかけとしては、新卒で入った職場を辞める時でした。正直辞めたいって思うことは何度かありましたが、その度に会社に受けた恩を返さなくては、と思いなかなか行動に踏み切れませんでした。が、ある時「恩を返すつっても色んな形があるよね」って気づけた事が、辞めることを決心する最後のひと押しとなりました。

実際、会社辞めてフリーランスになって、複数のお客さんとおつきあいさせてもらう中で、経営者にも色んなタイプがいて、ミッションへのアプローチの仕方や、文化、それに集まる社員も違うから当然プロジェクトの進め方も違うし、戦略も違うし、etc…という当たり前のことを身をもって知ることができました。そのおかげで、あーこれは自分にも取り入れられるかもとか、自分ならこういう会社を作りたいとか考えを整理するきっかけになりました。

そういう経験をしたことで、今は、目的が1つあったとしても、そこに至るまでの過程が本当に1つしかないのか、他にあるとすればどういう方法か、それは今の自分に妥当か、と問い直すようになりました。もっというと、その目的は本当に正しいのか?みたいなことも時には考えます。で、実をいうと節目だけではなくて、苦しい時とか、逃げたい時にも良く考えます(笑)。でも、それは間違ってないと自分は思っています。そこで吟味して、自分なりの最善解を出すことが大事なのであって、それ自体は寧ろ良いことじゃないかなと。

初志貫徹、すごい良い言葉だなと思うんですが、見直すことを怠って逆に自分の可能性を狭めてしまったり、苦しい生き方を何年もしてしまうのはもったいないです。

Pros & Cons

こだわることを辞めるメリットは、

  • 1つの事に対して複数の観点をもつことができる
  • 同時並行することでリスク分散できる
  • 比較的短い時間でトライ&エラーできる

ことです。デメリットは、

  • 周りに何してるか理解されにくい(かも)
  • こだわった時の世界線は経験できない

ってことくらいかな?

注意点

注意点としては、自分の中で正しく目的が設定されているか確認し、その精度を上げることが大事なんだと思います。そこがブレなければ、いくらでも方向転換していいと思いますが、そこが何度も変わるようだと、自分でも自分が何してるのかわからなくなって来る可能性がありますし、色々手をつけすぎて、結局1つも達成できなかった、みたいなことになってしまう危険性もあります。

あと、これは生き方の問題で、環境や能力や性格も人それぞれなので、万人に当てはまるものではないと思います。

まとめ

まとめると、成し遂げたい目的を正しく設定し、それに向かって色んな方法を同時並行、または短いスパンで複数試してみるっていうマインドセットもあるよっていうご紹介でした。