mitolab's diary

東南アジアで頑張って生きてる人のブログ

JellyTalkというアプリをリリースしました!

海外で困った時に、気軽に通訳者に通訳を依頼できるアプリをリリースしました!

内容や、作った背景についてはこちらの記事を参照。 mitolab.hatenablog.com

作り始める前は、仕組みは簡単だから2ヶ月くらいでできるかなーと思いましたが、開発以外もクローズドテスト諸々含めて去年の10月末から今年3月末まで、約半年もかかってしまいました。   最前線にいる方は、サクッと1,2ヶ月とかで作ってしまうんだとおもいますが、約1年半開発の現場から離れ、ガチで農業の現場にいたので、再利用可能なモジュールなども時代遅れとなり、結構学習コストがかかってしまいました(開発面での話はどこかでまとめたい)。

ただ一昔前なら、もっとかかっていたのではと思います。メール/facebookログイン, クレカ決済, リアルタイムDB, IP電話, etc... それぞれ便利なIaaSやBaaSが登場したおかげで、こんな私でも比較的楽に1つのソリューションと言えるような形を作り上げることができました。今はAIやチャットBotも素人や浅い知識で設計できてしまうサービスが存在しますし、プログラマが行っている事も徐々にコモディティ化してて、業務のレイヤーがどんどん上がってきているように感じます。

きっとテクノロジの進化はこれからも加速度的に進み、近い将来、いわゆる第4次産業革命によって機械による人間のしごとの代替化がより進み、人のするべき仕事の概念も変わっていくものと思います。そんな過渡期の時代に生き抜いて行かなければいけない世代として、あえてこういった人力によるアプローチを実行に移すことは時代錯誤なチャレンジのように思います。

でも、要は機械と人のハイブリッド化がよりすすむという議論だと思っているので、正しくスクラップ・アンド・ビルドをすれば、最適な形は結局1つに収束していくと思いますし、今は皆模索してる段階なので、現状取り立てて先端的な技術がなくても、何もしないよりは、人にできることは何か、機械にできることは何か、社会実験していけるのはとてもおもしろいのではないかと思いますし、それこそプラットフォーマーの技術やオープンソースを活用することで、すばやくサイクルを回せばより早く最適解にたどり着くこともできるかもしれません。会社員に戻るのも辛いですし。Japanese IKIGAIを感じつつ、生きていきたいです。

ということで、徳嶺氏と一緒に頑張って作った初めてのアプリになります。まだまだ使い勝手の悪い部分とか、なんでベトナム語だけなんだよとかあると思いますが、暖かく見守っていただけると嬉しいです。

それと、僕らには出来ない部分を作ってくれた皆さまにはホント感謝です。

  • コール音/着信音を作ってくれた 大学時代の親友、安部氏
  • ロゴを作ってくれた BuckmoonCDO、ぐちさん。
  • ウォークスルーを作ってくれた レキサスのゆーいちろー
  • 通訳者の背景イラストを快く提供してくれた @Léa Poisson

あと地元沖縄に帰る度に美味いものを食わせてくれて話をきいてくれた島袋さんや、開発中からテストへの協力や、苦しい時にちょっとした開発の手伝い案件をくれた皆さま、まだ全然スタート地点だし、なかずとばずで終わってしまう可能性もあるので、大げさかもしれませんが、1つの節目ということで言わせて下さい、ありがとうございました。

今後は、まず徳嶺氏と沖縄で会社を作って足元を固めつつ事業展開をしていこうと思います。 もちろん農業関連での取り組みも今より割合は減りますが継続する予定ですし、諦めたわけでは無いです。またベトナムにも引き続き定期的に通うつもりです。ただ現状は資金的な体力が非常に乏しいので、あまり多くはチャレンジできません。その辺整えたうえでのぞみたいと思います。

今後も頑張って生きていきます。宜しくおねがいします。