mitolab's diary

東南アジアで頑張って生きてる人のブログ

JellyTalkというアプリをリリースしました!

海外で困った時に、気軽に通訳者に通訳を依頼できるアプリをリリースしました!

内容や、作った背景についてはこちらの記事を参照。 mitolab.hatenablog.com

作り始める前は、仕組みは簡単だから2ヶ月くらいでできるかなーと思いましたが、開発以外もクローズドテスト諸々含めて去年の10月末から今年3月末まで、約半年もかかってしまいました。   最前線にいる方は、サクッと1,2ヶ月とかで作ってしまうんだとおもいますが、約1年半開発の現場から離れ、ガチで農業の現場にいたので、再利用可能なモジュールなども時代遅れとなり、結構学習コストがかかってしまいました(開発面での話はどこかでまとめたい)。

ただ一昔前なら、もっとかかっていたのではと思います。メール/facebookログイン, クレカ決済, リアルタイムDB, IP電話, etc... それぞれ便利なIaaSやBaaSが登場したおかげで、こんな私でも比較的楽に1つのソリューションと言えるような形を作り上げることができました。今はAIやチャットBotも素人や浅い知識で設計できてしまうサービスが存在しますし、プログラマが行っている事も徐々にコモディティ化してて、業務のレイヤーがどんどん上がってきているように感じます。

きっとテクノロジの進化はこれからも加速度的に進み、近い将来、いわゆる第4次産業革命によって機械による人間のしごとの代替化がより進み、人のするべき仕事の概念も変わっていくものと思います。そんな過渡期の時代に生き抜いて行かなければいけない世代として、あえてこういった人力によるアプローチを実行に移すことは時代錯誤なチャレンジのように思います。

でも、要は機械と人のハイブリッド化がよりすすむという議論だと思っているので、正しくスクラップ・アンド・ビルドをすれば、最適な形は結局1つに収束していくと思いますし、今は皆模索してる段階なので、現状取り立てて先端的な技術がなくても、何もしないよりは、人にできることは何か、機械にできることは何か、社会実験していけるのはとてもおもしろいのではないかと思いますし、それこそプラットフォーマーの技術やオープンソースを活用することで、すばやくサイクルを回せばより早く最適解にたどり着くこともできるかもしれません。会社員に戻るのも辛いですし。Japanese IKIGAIを感じつつ、生きていきたいです。

ということで、徳嶺氏と一緒に頑張って作った初めてのアプリになります。まだまだ使い勝手の悪い部分とか、なんでベトナム語だけなんだよとかあると思いますが、暖かく見守っていただけると嬉しいです。

それと、僕らには出来ない部分を作ってくれた皆さまにはホント感謝です。

  • コール音/着信音を作ってくれた 大学時代の親友、安部氏
  • ロゴを作ってくれた BuckmoonCDO、ぐちさん。
  • ウォークスルーを作ってくれた レキサスのゆーいちろー
  • 通訳者の背景イラストを快く提供してくれた @Léa Poisson

あと地元沖縄に帰る度に美味いものを食わせてくれて話をきいてくれた島袋さんや、開発中からテストへの協力や、苦しい時にちょっとした開発の手伝い案件をくれた皆さま、まだ全然スタート地点だし、なかずとばずで終わってしまう可能性もあるので、大げさかもしれませんが、1つの節目ということで言わせて下さい、ありがとうございました。

今後は、まず徳嶺氏と沖縄で会社を作って足元を固めつつ事業展開をしていこうと思います。 もちろん農業関連での取り組みも今より割合は減りますが継続する予定ですし、諦めたわけでは無いです。またベトナムにも引き続き定期的に通うつもりです。ただ現状は資金的な体力が非常に乏しいので、あまり多くはチャレンジできません。その辺整えたうえでのぞみたいと思います。

今後も頑張って生きていきます。宜しくおねがいします。

「逆説のスタートアップ思考」が良かった

元々、著者である馬田(Umada)さんのスライド(以下)を見ていて、すごいよかったので、重複する部分はあるだろうと知りながらも、値段も700円くらいとお手頃だったので買ってみました。結果すごいよかったです。

www.slideshare.net

※ 他のスライドも東大で実際に利用されている(?)もので、とても勉強になります

逆説っていうと一見間違いだと思われるようだが、実際は真であるようなこと。なので、「スタートアップにおける間違っているようで実は真である」ような事柄を様々な面からやさしく解説した本になります。

例えば、スタートアップは

「他人から見れば不合理なアイディア」や「他人からは悪く見えるようなアイディア」、あるいは「まだ世間的なコンセンサスが取れていないアイディア」を選ぶ必要があります。

と言っています。普通は逆で、他人からみて分かりやすいアイディアがいいアイディアなんじゃないかって思われがちですが、実はそうではないと。なぜならば、

  • 合理的に考えられたものは既に頭のいい人に食い尽くされている
  • 大企業が気づいても合理的でないので却下される可能性が高い
  • 投資家は投機性の高い投資と保守性の高い投資の両極端に偏る傾向がある

というような理由があるからだと、airbnbgoogleなどの実例や著名な投資家や哲学者の言葉を引用しながら解説してくれます。なるほどな、と思わせられるものが多いです。ただ同時に「悪いアイディアに見えて実際に悪いアイディア」の方が圧倒的に多いから注意しろよな、とも言ってくれていてとても親切です。

社会人にこそ読んでほしい

本書は主にスタートアップップに興味をある人を想定しているとのことですが、私個人的には、これからの日本は効率化が更にすすみ、今まで通りの定型的なことをしていても食えなくなる、もしくは相対的に価値が下がると思っているので、同じような危機感をお持ちの方にとって、生存戦略の一助としてスタートアップ的思考法をこの本でパパっと俯瞰するのに良いのではと思いました。

最後のキャリア論なんかも、大企業の大規模リストラが他人事ではない時代で、どういうマインドセット(月並みにいうと"起業家的な"マインドセット)をもって生き抜いていけば良いのか、みたいなことを書いていたりします。また中小企業において、「なかなか新しいことをさせてくれない」とか、「この職種は自分にマッチしていない」と悶々としている方も、本書ではまずサイドプロジェクトや副業として新しいこと進めればいいよと言っていたり、局所最適解に陥っている可能性もあるから色々試そうぜとか言ってたり、ポジティブな考え方をさらっと伝えてくれるので、気持ちが楽になるのではと思います。

まとめ

私は、しがないアプリエンジニアから、フリーランスを経て、全く畑の違う農業界にガチの現場から飛び込んで、今ベトナムで自身の考える価値を社会にぶつけようと頑張っているところです。特に直近1年はリスクを取りすぎて余裕がなく、考え方が狭くなっていたなと反省しているのですが、個人的にはこの本の内容が「方向性はまぁこれでいいとおもうけど、ただこういうところに気をつけてな、こういうところは大事やで」みたいな感じで、優しく励まされるような感じで脳内変換されて、とても元気づけられました。

家入さんの「なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。」という本で、

自分を肯定してくれる場所さえあれば、人はチャレンジすることに対する恐れが減る

とありました。ちょっと大げさかもしれませんが、周りにメンターがいなかったり仲間が少ない中、水面下でもがいている人たちにとっては、肯定しつつ助言を与えるという意味で、この本はその場所に代替するような本だなと思いました。

ベトナムの片田舎で約1年間、未経験から農業をしてみての振り返り

今後ベトナムで何かしら農業関連事業を始めようと考えてる方の参考になればと思い、1年間の農業修行の振り返りを書いてみます。

Tl;Dr

事業開始前に、事業内容にフィットする現地パートナーを見つけましょう。

※ 時間が有る方は下も読んでみて下さい。

最初の2,3ヶ月

mitolab.hatenablog.com

こんな感じで駆け抜けました。

ベトナムの片田舎で何をしていたのか?

ハノイから60km南に下ったハナム省というところで、約1年間のとある農業プロジェクトに参画しておりました。

そこで、現地でビジネス化するためのフィージビリティ・スタディみたいなていで、日本の栽培技術で作った野菜とベトナムの一般的な技術で作った野菜の比較栽培を行い、収量、見た目、栄養価などにどのくらい差異が出るかという試験栽培を、1000㎡ほどの小さな面積で行っていました。

なぜに農業、なぜベトナム

なぜ農業かと言えば、元々自然に触れるのが好きだったことと、効率化が進んでいない分野であったこと、自分のスキルセットが活かせるのではと思ったことが大きいです*1。より具体的には、ITx農業のサービスを志しているのですが、それをするにしても使えないものが多いことを知っていたので、じゃあ現場に入ってみたらいいのでは?っていう精神から。

なぜベトナムかというと、農業に関して言えば、ベトナムの立地が良いこと、農業の高度化に力を入れていることが大きいです。それ以外だと、経済成長率も高く、生産年齢人口も多く、今後の成長が見込めること、生活コストが低いこと、あとは食べ物や文化が近いことなども魅力の1つです。

ハナム省について

住んでいるハナム省は、首都ハノイに隣接しており、全人口は約80万人、そのうち農業人口が約60%を占めます。面積は新潟の佐渡島くらいの大きさで、田園風景が広がるベトナム北部ではよくある省のうちの1つだと思います。工業団地もいくつか点在しているので、工業もある程度盛んかと思います。大きなトラックもよく見かけます。

その中心であるフーリー市の雰囲気はというと、特段大きな観光地があるわけでもなく、小さな商店はやたら多い一般的なベトナムの田舎街...という感じかと思います。最近ロッテリアや全国チェーンのホテルやホテルに付属するやや大きめのスーパーができたくらいです。雰囲気はこの動画を参照。

www.youtube.com

ただ農業の分野においては、ハナム省は、以前から同省内の"ハイテク農業用地"へ入居する企業を積極的に誘致しています。

vietnam.vnanet.vn

このように国の首相が直接省に出向いてアピールをしたり、

ハイテク農業向け融資資金の総額を60兆VND(約3020億円)から100兆VND(約5030億円)に引き上げ

via フック首相がハイテク農業発展策表明、融資資金100兆VNDに [経済] - VIETJOベトナムニュース

を行うなどして、農業のハイテク化を推し進めています*2

また外資企業に対しては、ジャパンデスクなる日本語が話せるスタッフが常駐し、日系企業との窓口となっていることも特徴の1つです。我々もそのスタッフにお世話になりました。

プロジェクトの結果はどうだったのか

プロジェクトの性質上あまり情報開示できないので詳しいことは書けなくて申し訳ないのですが、結果としては、日本で手に入る野菜と同等のクオリティとまではいきませんが、ベトナムのそれと比べると良いものができました。写真などは以下ブログエントリーをみてもらるとわかるかと思います。

vietagri.asia

振り返ってみて思うこと

野菜栽培について

やっぱり日本は恵まれている。ということに尽きるなと。何をするにしても資材の充実度や質が違います。素材が違えば、出来るものも当然違ってきます。結局いい野菜を作るにはいい素材から、ということを改めて痛感しました。

特に我々が行った無農薬・土耕で栽培するのであれば、

  • 良質な堆肥、窒素系肥料、ミネラル、微生物系資材
  • 野菜に合わせた土質改善
  • グリーンハウスやネット、耕運機、農具系資材の充実

これらはかなり重要です。どの辺が妥協点かは、どういうミッション・ビジネスモデルかによると思いますが、正直、この辺を整えずに生産に挑むと、流通・販売の面でしわよせがくる可能性が高いと思います。

自社で情報もつてもゼロからそれらを調達するのは難しいので、これが1番言いたいことだったりするんですが、信頼のおける現地パートナーを探すのがまず先かもしれません。

生産チーム作りに関して

今回の経験をふまえて、こういう構成なら良かったな、というのが以下です。いかんせん今回は圃場面積が小さかった(1000㎡)ので実際の人数は変わると思いますが、構成は再利用可能かなと思います。

  1. 日本人マネージャ: 1名
  2. ベトナム人マネージャ(日本語 or 英語OKな人): 1名
  3. ワーカー: 適宜 (現地の手練な中高年の方々や高齢者の方々)

基本は、2の人がワーカーさんへの指示出しとケア、圃場の管理を行い、1の人が適宜2とコミュニケーションを取って進める形がいいのかなと思いました。普通かもですが。できれば2の人は農大卒で技術修得や向上心に溢れた方で且つ女性の方が良い気がします。差別するわけじゃないんですが女性の方が気遣いが出来る方多いのと、ワーカーさんは女性が多くコミュニケーション取りやすいだろうということが理由です。また、後々生産を拡大することや、人材の豊富さを考えると、1と2は英語でコミュニケーションが出来た方が良いと思います。

インフラについて

土地選びはぬかりなく

何回か冠水したんですが、1番ひどかったのは2017年10月中旬、ベトナム中北部で死人が出てしまうほどの記録的な豪雨により、我々の圃場含む地域一帯が半月ほど冠水しました。どのくらいの冠水かというと、畑で釣りや漁をする人が出るくらいには冠水しました。畑で魚を捕る意味がわからないです...。

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幸い、試験栽培期間が終了してからの出来事だったので、大事には至りませんでしたが、自主的に行っていた試験栽培の苗はすべてダメになりましたし、倉庫の肥料や資材なども大量に水に浸かり利用不能に。地面はヘドロがたまり、モノが散乱し、すさまじい状況でした。

我々は予め土地を選べる状態になかったので致し方なかったですが、事業として農業生産を始められるならば、当然ながらきちんと土地の高低データを把握してから決めましょう。そこ大事です。

安定供給可能な水源の確保

仮に水路があっても、水質検査は確実に、安全性を顧客に担保するならば、定期的にしたほうがいいでしょう。且つ、安定的に供給されるかも大事です。大きな水源から引かれているか、水門はどこが管理しているかなど、しっかり確認をとりましょう。我々もだいぶ苦労しました。

参考:

http://www.water.go.jp/kanto/sougicenter/guide/images/int01-4-001.JPG

via 水資源機構の国際業務の紹介 | 総合技術センター案内 | 独立行政法人 水資源機構総合技術センター

電気・インターネット

我々の場合は、一部センサーでデータ取りをしていたこともあり、圃場にネットを配備していました。たまに家のネットが弱い時なんかは圃場にskypeしにくる、くらいには安定していました。が、電気自体は安定しない...一度近隣で大木の枝を伐採していて、その枝が電線に触れて電気が止まるとかありました。予告なしの停電もあり、微生物培養中にそれがあって、微生物が活性化せずスケジュール遅れるとかもありました。

農業ビジネスをする上でポイントと思われる点

販売方法

ベトナムでは、野菜の値段が安い*3ので、現地の品種で現地の資材で作る分には規模の経済かと思います。ではなく生産物+αで勝負するなら、面積はある程度小さく維持して、品種も資材も厳選してブランドものとして富裕層やホテルにUXを超良くして売るというのは試せるかなと思いました、体験とセットで売ることも考えられますし。でないとただでさえ日系企業や既存のベトナム企業が生産事業をする中で差別化が難しそう...。生産物以外で勝負する選択肢、加工であったり飲食などもあると思うのですが、それはそれで幅が広いので今回はパスです。

資材

あと生産する上で1番困ったのが、資材が圧倒的に足りないよねってことだったのですが、じゃあ資材を自分らで輸入しよう!という風には考えられなかったです。すんごい激安で日本から仕入れられるとか、日本品質の廉価品を大量生産してくれる業者がいてくれればいんでしょうが、価格が高いと現地の農家相手にしても、採算がどうしてもあわないだろうなとか考えるとうーんという感じです。逆に、ベトナムで手に入る資材のデータベース、業者一覧、みたいなのはあったら凄い便利ですね!JETROさんとかが作ってそう。

天気

あと天気。ベトナム北部は本当に天気が悪い!曇りか雨がほとんどで、特に2017年なんかは、夏と感じた日が体感1ヶ月にも満たなかったです。そんな中普通に野菜を作ろうと思っても、結構厳しいものがあります。土地を選ぶという意味では、ベトナムの有名な農業地帯である、ダラット周辺が断然いいと思います(当然いい土地には外資が集中していますが)。土地を選ばないのであれば、品質劣化を覚悟するか、VinEcoがやっているような完全制御の水耕栽培ハウスなどが適しているように思います。初期投資は半端ないですが。もし独自技術や廉価バージョンで価格を抑えられるのであれば、可能性はあると思います。

人については、これも生産現場しか見てないのであれですが、圃場に農薬の袋をそのまま捨てる、使い終わった資材は洗わず放置する、ゴミを用水路そばにすてる、カマやハサミといった危ないものも畑に放置してるにもかかわらず裸足で歩いてたりとか、日本の常識には当てはまらない事が多いので、まずは日本のクオリティを望むならその辺の改善からという風に思いました。また生産者は高齢な方が多く、技術的な知識も昔ながらのやり方で、人によっては頑固でこっちのやり方に合わせてくれない人もいたりします。ただ、クワを扱う技術や、竹や地元で手に入るもので農具を自作したりなど、その辺の技術は凄くて、充分な資材の手に入らない状況下ではだいぶ助かりました。実家のおじいちゃんを思い出しました。

流通・販売

流通・販売までしていないのでそれらの裏側的なことは分からないですが、スーパーで売られているものを見る限りは、基本しなびたものや、傷ついたものが多いです。逆に市場は新鮮なモノが多いですが、イメージとして安全性はスーパーより劣るっていう感じです。ヒアリングによると、世代によってどこで買うか違うらしく、若い世代はスーパーで買うことが多く、年配の方は市場で買う人が多いみたいです。

輸送に関しても、VinグループのブランドVinEcoなんかは、自社で冷蔵トラックを契約して自社スーパーまで運んでいるので、品質は良いですが、そうしている所はまだ少ないと思います。あと、ラストワンマイルのバイク便輸送などはかなり雑なものを見かけることが多いので、きちんと作って最後の顧客に届けるまで品質を維持できると、それだけで単価あげられるのではないかと。

ITもしくはIoTで何か改善できる点はあったか?

今回は生産現場にいることが多かったのですが、ぶっちゃけそれ以前の問題すぎてITとかIoTの出番なしというのが本音です。デバイスが悪いとかソフトが悪いとかいうのではなく、まずは普通に良い物が作れて、マネジメントができて、コストに見合うビジネスモデルがあって初めて話題に挙がるものなので。

まとめ

いざ振り返ってみると、現地を良く知る、且つやろうとしているプロジェクトに関して経験の豊富なパートナーと一緒に進めていたらスムーズに行っていただろうなと思います。巨人の肩にのるじゃないですけど、過去に踏んだ轍をまた別の誰かが踏むのは非効率すぎます。ただでさえ共産国における外資は分が悪いので、プロジェクトを始める前にまずはパートナー探しから!

今後について

色々と大変ではありましたが、チームミトミネとしては次のステップとして以下2つを実施中です:

  1. ベトナム農業メディア
  2. 通訳アプリで食えるようになる

1に関しては、単純に情報を知っていれば回避できた問題や改善できた事(それこそ資材リストを作るとか)は色々あるなぁと思い、そういう損失をなくして行きたいというのと、農家さんへのインタビューや訪問なども考えているので、そこで横のつながりを作れれば面白い連携もできるんじゃないかなとも考えていたりします。

2に関しては、我々が1年間滞在してみて実際に感じた課題から作ってみたものです。自動翻訳なデバイスも結構出てきてるご時世ですが、今時点ではまだ人力に優位性があると思うので、時代に合わせつつハイブリッドな形を目指してみたいなと模索中です。また農業で使える仕組みにもできるかなと考えていたりします。

以上、引き続きがんばっていきます!

*1:いわゆるIKIGAI

*2:ハイテクの定義はグレー

*3:コマツナならネットで買っても150~200円/kg程度、市場はその半分くらい。トマトは安い時で市場で10円/kgとかです...。

このご時世にあえて東南アジアで人力の電話通訳サービスをはじめようと思った理由

今、こんなアプリを開発しています。

jelly-talk.com

海外で困った時に、プロの通訳者に通訳を依頼できるアプリです。

はじめようと思った直接的なきっかけ

僕ら自身がペルソナ

注)僕ら

去年約1年間ベトナムの片田舎で某農業プロジェクトをしていた際に、お金が無くフルタイムの通訳さんを雇えず、通訳さんによく電話で通訳を依頼していたことが元々のきっかけです。

ベトナムは、首都のハノイや中部の観光地ダナン・ホイアン外資進出の進む南部のホーチミンなど、外国人の多いところでは英語が通じるホテルやお店が多く、外国人でも英語が話せれば特に不自由無く暮らすことができます。IT系などの英語でコミュニケーションがとれるビジネスなら英語で完結できる可能性も大きいです。

が、ひとたびローカルに足を踏み入れると本当に英語が通じなくなります。僕らが住む街もハノイから60km離れた片田舎で、これといって特別な観光地があるわけではないので、外国人自体が少なく、英語や日本語を喋るローカルの人は珍しいです。

英語メニューのあるレストランであっても、店員が英語が喋れるわけではなかったりするので、最低限のベトナム語を知っていないと注文ができないこともままあります。

飯くらいならまだ失敗してもいい思い出ですが、例えばそこに住むと想定した場合、電気・水道・ガス・ネットなどのインフラ面はかなり難易度が高いですし、住まずともちょっとしたビジネスやトラブルの場合も、ジェスチャーじゃ全然足りない情報量なので、英語が通じないのは致命的です。

(余談) 具体的なターゲットとして、アウトバウンドだと、僕らみたいなフリーランスとかノマドの人、ローカルな旅行をしたい旅行者がターゲットです(駐在員の方は待遇が比較的良いので、常駐の通訳さんや英語圏内で生活できるので困らないことが多い)。インバウンドだと、日本に買い物にいくベトナム人がターゲットです。最近はこんなデータもあります。が、傲慢にも自分らがターゲットだーとか思ってユーザヒアリングを後回しにしてしまい、今テストユーザーさんが集まらずちょっと後悔しています..。

子育て中でも働きたい通訳さん

1年もベトナムにいると、色々な課題が目に留まるので、今の通訳サービスではなく、これいんじゃないかっていうアイディアを思いついき、とある通訳さんのご自宅を訪問してそのサービスの課題インタビューをしました。

そこでたまたまこんな言葉を耳にしました。

「今は産休で外に働きには出れないから、家でできる翻訳の仕事をしている。でも旦那の稼ぎだけでは辛いのでできれば私ももっと稼ぎたい」

と。

この言葉は妙に覚えていて、後に、僕らがそもそも持っていた困っときは通訳さんに電話通訳を依頼したいというニーズとマッチするのでは?と気付き、改めて別の通訳さんに、「リモート通訳アプリってどう?」と話をしてみたところ、すこぶる感触が良かった。

ということで、まずはwebサイトを作って、通訳さんを募ったところ、一時募集をストップせざるを得ないほどの応募がありました。応募してくれた通訳さんには片っ端から面談で日本語レベルをチェックさせてもらい、軽くヒアリングでどうして使いたいかなどを聞いていきました。

結果、産休という理由だけではなく、日本で看護の仕事をしている方が、日本の仕事はきつすぎるのでベトナムに戻って日本語を活かして通訳として働きたいとか、純粋に困っている人を助けたいとか、パラリーガルをしているが通訳としても仕事をしたいとか、いろいろな専門性を持った人が色々な理由で通訳の職を求めているということがわかりました。

なんにしても共通してるのは、皆すごい勤労意欲を持っているってことです。

このご時世への反論

自動翻訳アプリでええやん説

よく反論として、「自動翻訳アプリがあるやないか」と言われるのですが、それが"全然"ではないですが思ったほど役にたたなかった..。

当初は、お金がなかったのでそれこそグーグル翻訳などでなんとか頑張っていましたが、通じる時もあれば全く通じないときもある。傾向としては1センテンスくらいの単純なことはなんとか翻訳してもらえますが、それ以上のことになるとキョトンとされることが多かったです。その度に、最終的には通訳さんに電話をして伝えてもらう、ということをしてたので、結局は私達の中ではグーグル翻訳には頼らず、いきなり通訳さんにかける、という解決策に落ち着きました。

ある一定レベル以上の通訳さんであれば、電話ごしに内容を伝えて通訳してもらうとほぼ100%相手に伝わるし、会話のやり取りもスムーズだしでかなりUXが良いです。心理的に相手もこちらも安心してしゃべれるというのも大きいです。

ついでにいうと、自動翻訳アプリだと、ローカルの方(特に年配の方)は「これは何?」っていう顔をされて、うまく使い方を理解してくれないこともありました。でも電話の場合は、スマホの画面をみせると、「あ、電話ね」って理解してしゃべってくれました。

今後AIがより発展するんだから通訳者いらんやん説

端的にいうと、現段階ではリアルな通訳者は必要だと思いますが、部分的/段階的に置き換わっていくのは時間の問題だと思います。でも、じゃあそれによってあぶれる人たちはいったいどうすればいいの問題が浮上しませんか?と思うのです。

個人的にはAIというか非効率的な仕事が効率化されていくみたいなイメージです。それらによって、少しづつ採用人数が減っていき、単純な仕事しか出来ない人から仕事が無くなっていくのではないかと..。著名人の言葉を借りると、

こういう世界が今後より現実的になってくるのではと思っています。

これは特段日本に限った話ではなくて、ベトナム出生率が下がり続けていて、生産年齢人口も徐々に少なくなるみこみです*1ので、ゆくゆくは日本と似たような状況になっていく可能性が高いのでは?と懸念しています。寧ろ、日本や先進国*2で開発された技術が、国の規制がゆるい東南アジア各国で導入されると、変化が激しい可能性が高いと思っています。そうなると、いきなり職にあぶれるとかいう人も多数でるかもしれません。

ということで、そういう変化を少しでも段階的にしつつ、機械より優れていて、人がやっていてほしい、または人がやっていて楽しいと思えるお仕事を提供して、機械とは共存していければいいのではと思っています。そういう風にアプリも育てていきたいなと思っています。

日本は今若い人ただでさえ少ないんだから海外に逃げるな説

確かに、日本は世界で最も早いスピードで高齢化が進み、失われた世代の若者に対する負荷と責任が大きくなってきています。そこが逆にビジネスチャンスだったりもしますが、だからといって海外にでない理由にはならないのではと思っています。逆に、国境間で起きている問題は海外にでて実際に体感することで危機感をもって取り組めたりもすると思います。

例えば、一時期ガイアの夜明けで取り上げられた外国人研修生制度問題。これは現代の奴隷制度ともいわれていて、僕らも農業の現場で目の当たりにしているので、本当に改善したいと思えました。

この制度は(政府がどう言っているかはともかく)、ざっくりいうと、日本に出稼ぎに行きたい途上国の人と、とにかく安い労働力を求める日本企業をマッチングするサービスで、ぱっとみwin-winの様に見えますが、中間業者のマージン異常に高すぎ問題や、給料未払い/異常に安いとか、差別とか、失踪問題とか、ときには犯罪を犯したりして企業側も困るとかで問題頻発です。

ちょっと過激な言い方をすると、日本国内の労働人口が少なくなっているのに今までの暮らしを維持しようとして、その分のしわ寄せを、とにかく労働単価を安くおさえないと商売が成り立たない1,2次産業レイヤー企業と、海外の安い労働力に担ってもらっているとも言えるのではと思います。

では、改善の方向性としてはどうしたらいいのかということですが、

jp.reuters.com

日本には、生産性上昇率の改善と、より多くの外国人労働者という組み合わせが必要

というような、組み合わせになると思っています。落合先生的にいうと、

こういうことだと思います。

そんな中、落合先生みたいに取り立ててハイパーなスキルを持たない僕らにできることとしたら、リモート通訳アプリを通じて、ベトナム国内で少しでもスキルを持った人が日本に行かずとも、自国で充分食っていけるようにすることであったり、日本に出稼ぎにいっていても、その仕事だけではなく空いた時間で少しでも稼いでもらえるようにすることや、今後増えるであろう国内に住む外国人との窓口になったりして、少しでも不幸な状況を改善できればいいのではと妄想したりしています。

さいごに

以上がざっくりとした理由になります。もし共感してくれる方がいたのであれば、シェアとか実際にテストユーザーになって使ってみるとかしてほしいです!まだまだ挙動は安定しないかもですが..><。テスト期間中は無料でお使いいただけます(通訳さんには報酬をお支払します)ので、よろしければ是非〜。

blog.jelly-talk.com

*1:ベトナムの人口減に関してはこの記事が面白かったです

*2:例えばアマゾン国やグーグル国

こういう会社で働きたいなぁ...と思う会社の文化を挙げてみる

追加あれば付け足していきます。

  • 1年に1度旅にでるのmust via
  • 働く場所は問わない。
  • おじいさん/おばあさんとはたらける。
  • 地球に怒られない。
  • 顔の見える相手がいる仕事をする。
  • 毎朝鏡をみて今の自分はYESか?を問う(steve jobsの名言)
  • 効率化を求めすぎない
  • 有言実行でなくてもいいからとりあえず有言する
  • いきなり世界一目指さない
  • 自社一つで完結しようとしない
  • 小さいものを集めて大きいものを(スイミー作戦)
  • 身近にある問題を解決する
  • 最小限で最大限の効果を
  • 短い時間で多くを試す
  • アカデミズムを持ち続ける
  • 般若心経をしないことリストvia
  • 言葉を大事にする
  • 逃げるは恥だが役に立つ
  • 会社の文化を作るとは製品を作ることと捉える

目的と手段についてのマインドセット

久々のポストです。とりあえずoutputしてこって思ったんで、書いてみます。

今、ベトナムの農業プロジェクトが一旦落ち着いたところで、次の動きの仕込みをしてる段階で、いったら節目なんですけど。こういう時によく思うのが、コレ。

「方法にこだわることを辞める」

ということ。別の言い方をすると、「他にどんな方法があるか探してみる」とも言えます。

きっかけ

そう思えるようになったきっかけとしては、新卒で入った職場を辞める時でした。正直辞めたいって思うことは何度かありましたが、その度に会社に受けた恩を返さなくては、と思いなかなか行動に踏み切れませんでした。が、ある時「恩を返すつっても色んな形があるよね」って気づけた事が、辞めることを決心する最後のひと押しとなりました。

実際、会社辞めてフリーランスになって、複数のお客さんとおつきあいさせてもらう中で、経営者にも色んなタイプがいて、ミッションへのアプローチの仕方や、文化、それに集まる社員も違うから当然プロジェクトの進め方も違うし、戦略も違うし、etc…という当たり前のことを身をもって知ることができました。そのおかげで、あーこれは自分にも取り入れられるかもとか、自分ならこういう会社を作りたいとか考えを整理するきっかけになりました。

そういう経験をしたことで、今は、目的が1つあったとしても、そこに至るまでの過程が本当に1つしかないのか、他にあるとすればどういう方法か、それは今の自分に妥当か、と問い直すようになりました。もっというと、その目的は本当に正しいのか?みたいなことも時には考えます。で、実をいうと節目だけではなくて、苦しい時とか、逃げたい時にも良く考えます(笑)。でも、それは間違ってないと自分は思っています。そこで吟味して、自分なりの最善解を出すことが大事なのであって、それ自体は寧ろ良いことじゃないかなと。

初志貫徹、すごい良い言葉だなと思うんですが、見直すことを怠って逆に自分の可能性を狭めてしまったり、苦しい生き方を何年もしてしまうのはもったいないです。

Pros & Cons

こだわることを辞めるメリットは、

  • 1つの事に対して複数の観点をもつことができる
  • 同時並行することでリスク分散できる
  • 比較的短い時間でトライ&エラーできる

ことです。デメリットは、

  • 周りに何してるか理解されにくい(かも)
  • こだわった時の世界線は経験できない

ってことくらいかな?

注意点

注意点としては、自分の中で正しく目的が設定されているか確認し、その精度を上げることが大事なんだと思います。そこがブレなければ、いくらでも方向転換していいと思いますが、そこが何度も変わるようだと、自分でも自分が何してるのかわからなくなって来る可能性がありますし、色々手をつけすぎて、結局1つも達成できなかった、みたいなことになってしまう危険性もあります。

あと、これは生き方の問題で、環境や能力や性格も人それぞれなので、万人に当てはまるものではないと思います。

まとめ

まとめると、成し遂げたい目的を正しく設定し、それに向かって色んな方法を同時並行、または短いスパンで複数試してみるっていうマインドセットもあるよっていうご紹介でした。

ベトナムで農業を初めて約2ヶ月たっての近況と課題感

10月後半から昨日までおよそ2ヶ月にわたる農場整備がようやく終わった...。荒れ地の草刈りから始めて耕耘、土壌分析、客土、施肥、土中発酵、潅水配管設置、小屋建てx2、各種資材調達、育苗、各種データ取り、関連各所との渉外、播種/定植、etc...本当に大変だった。言葉通じない且つ使える資材も限られる、且つ農業1年生ということで、かなりシビアな状況の中、農家の先輩たちからの指導や、行動力のあるリーダーのおかげでなんとかこなせてよかったとホッと一安心。

でも撒いた種が発芽するまで、定植した苗が順調に育つのを見るまでは油断できない。てかこれからも色々な病気や虫、雑草、天候色々な敵が待ち構えているのでそもそも油断はできないんだけど...。とりあえず振り返ってつらつらと書いてみる。

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新設の小屋(倉庫, 作物調整場, 堆肥場を兼ねる) f:id:mitolab:20161220015606j:plain

新設の堆肥場(エアレーション装置はまた別途作製予定) f:id:mitolab:20161220015609j:plain

堆肥に使う廃菌床 f:id:mitolab:20161220015612j:plain

新設のポンプ小屋と水質浄化タンク f:id:mitolab:20161220015615j:plain

先輩に苦労して作ってもらった配管 f:id:mitolab:20161220015618j:plain

この2ヶ月、日本が如何に恵まれているかを思い知ったなぁと。ほしい肥料も資材も機械も電話一本、メール一本、ボタン1つで手に入るし、ちょっと車を走らせれば大型ショッピングセンターで必要なものは大抵手に入る。しかもどの道具も洗練されてる。

ベトナム社会主義国なためかわからないけど、見事に業種が分けられていて、大型DIYショップみたいなのが無い。ホーチミンはまだいいと思うけど、北部はまだまだ...。特に私が今いるハナム省は、首都であり北部の中心都市であるハノイから車で1時間の地方都市。そこまで田舎ではないけど、便利ではないし、農業が盛んといえるほど資材が充実していない。ビニール系はこの店、工具系はこの店、配管はこの店、っていうふうに1軒1軒まわらないといけないし、在庫もクオリティも店によって違う。少しでもいい店安い店を見つけるのが本当に大変。

クオリティに関してもう少し言うと、ココ(ハナム省)の資材はホント最低限。じょうろなんて、釘で穴空けたの?っていうくらいにドボドボと水が出て来る。これじゃあ植物体に物理攻撃しかけてるようなもんだし、ハンマーなんかも楔(くさび)がついてないので、ヘッドの部分が打っている時にすっぽぬけたりするというマヌケな自体もしばしば。クワとかスコップも同様、且つ柄の部分が適当に切られていて重い。全然洗練されてない。そもそも使う人のことを考えられてない。

播種機を使ったときなんて、ベトナム人は目が点になったように見つめてて、「これいいなぁ俺にも貸してくれ」って顔してたし実際に言われた。ベトナムの農家は手で条蒔きや点播するスタイルなので、メジャーで間隔を確認しながら中腰を維持しなきゃいけない。キレイにまこうとおもうと1時間も2時間もかかってしまう。それが日本の機材を使えば間隔もギアの設定を変えるだけで自由自在だし、普通に立ったまま機材を土の上でころがすだけで10分もかからないという、歴然たる差。

他にも手袋なんかも現地の人は使わないので手は荒れ放題。長靴は流石にあるけど、日本みたく高機能じゃない最低限のもの。

土作りの資材に関しても、できあいの良質な培土なんか無いし、良質な堆肥を販売する肉牛屋や酪農屋もいない(探せていないだけかもしれない)。ミネラル資材なんかも、かなり苦労して探してホーチミンから取り寄せた。が、石灰なんかは良質なものが手に入らなかった。

ということで、ベトナムの、殊に自分らの周辺地域において農業をする上では、道具や資材や機材を充実させることが先決のように感じた。

私も1年前までは四六時中スマフォアプリ開発に携わっていたので、農業xIoTだのスマート農業だのは興味がある。前職で培った技術を活かしたい、早く何か作りたい。そういう気持ちはあるんだけど、上記のような、現場において感じる課題をいくつも見出して、それをどう解決していけばいいのか、どうしたらビジネスにすることができるのか、それぞれのピースを集めてはくっつけてを繰り返して進めていければと、思った。

ちょっと余談。日本でも欧米でもよくagTechとかスマート農業とか言って騒がれるけども、ベトナムを含む東南アジアにおいては、そういう言葉が使われる場面が違うなーと思う。日本なんかはドローンで農場管理とか収穫ロボとか、環境制御ハウス〜とかいってて既に普通に作物が作れる上での省コスト化をどう進めるか、みたいな場面で良く使われる印象。一方で、東南アジアはそもそもどうやったらいい作物を作れるの、とかどうやったら貧しい農家を救えるの、みたいな場面で使われる印象。農機無いのでレンタルしあいましょうっていうサービスとか、農家用のクラウドファンディングサービスとか。

後者は、今この時代だからこそ出来る発想で、とてもおもしろいなーと思う。なんというか、日本を含め先進国が積み重ねてきた苦労を踏み台にして、サクッと飛び越えていくような、超右肩上がりに成長するんじゃないかっていうワクワク感がある。こういうズルいITの使い方こそが、東南アジアの発展を加速させ、世界をより良い方向に導くんだろうなと期待してしまう。UberとかGrab Taxiしかり。日本のいわゆる失われた20年で10代20代を過ごした自分としては、そういうワクワク感を体験してみたいって気持ちがあるんだろうな〜(なぜか80年代の歌謡曲も大好きだし)。だから今自分はベトナムなんぞにいるんだろなーと思ったり。

以上、明日も元気にがむばります。